コンセプト

It's a beautiful technology

建築家との家造りでのサプライチェーン・マネジメントの確立を求めて

トヨタにしろソニーにしろ世界水準の製造ラインは緻密に計算されたサプライチェーン・マネジメントが基本です。
デザイン・テクノロジー・マネジメント・製造・マーケティング・アフターと必要とされる全てのポジションメンバーがスタートアップからワンテーブルで徹底した議論を戦わせ、消費者により魅力的な商品・サービスとして登場させていきます。
しかし建設業の多くは相変わらず設計は設計として独自に進行し、実際に施工を請負わされる工事会社はそのプロセスを見ないまま完成された設計図面に立ち向かわなければなりません。

とりわけ建築家の設計した個人向けの注文住宅はその性格上建設会社にとってみれば極めてやっかいな物件であり、経営陣からしてみればできれば避けて通りたい、ある意味で施工側のブレーキがかかっているのが実態です。
そういった状態で適正なサービスがクライアントに届くことはありえません。
設計図面は、建築家と施主とが6ヶ月から1年にも渡る間夢をかなえるべくたゆまぬ議論と細部の調整を計ってきた結晶ともいえます。
それほどの血と汗の結晶に対して建設会社はわずか1週間で質疑を要求され、3週間後には本見積もりを提出しなければなりません。

図面だけではなく、その向こう側に隠れた膨大な施主と設計者のやりとりなど到底知る由もありません。
しかし施工が開始されるとその隠れた部分が徐々に現れてきて施工会社はその対応に追われます。
言った、言わない、聞いていないの始まりです。施工会社がその予想をもとにコストクッションを設けるのは自己防衛の自然な反応です。
そもそも入札という請負のシステム自体の限界であり、重大な欠陥がこういった情報不足を背景としています。
入札が適正業者の選択と適正価格を保証するといった考え方は高度成長期の余裕のなかに存在し得たものです。

ASJ建築家ネットワークでは、スタートアップから建築家とスタジオの施工サイドのコラボレーションによって考えうる問題点をひとつずつ解決していく「カイゼン」によって設計図書では表現できない現場の課題を最小にすることを目的としています。
その結果として余計なコストクッションを排除し、リーズナブルなコストで高いクオリティを提供することをルーティンに可能としました。
ある意味で各スタジオは建築家への対応を目的としたコンストラクションアーミィであり、工務店のグリーンベレーともいえます。
是非、皆様のかけがえのない家造りにASJ建築家ネットワークが展開するサプライチェーン・マネジメントをご利用下さい。